フリーランスとして働き始めて5年。これまで複数の事業を展開してきましたが、10年後もこのままの状態でいいのかと考えたとき、軸になる事業を一つ作りたいと思いました。そこで、メディア情報リテラシー教育を立ち上げました。
しかし、なんとなくこんな感じというフワっとしたイメージを持っているだけだったこともあり、事業展開の方向性が定まりきらず、軸がぶれていました。ここを固めないと先に進めないということがわかっているのに突破する道筋が見えてこないという焦りを感じていました。
そのときちょうど仕事の仕方も変えていこうと考えていたこともあり、自分がいなくても仕事が回っていくようチームをつくっていきたいと思うようになりました。そこも相談できると良いなと思っていました。
今年の春ごろ、幅広く教える仕事をしてきましたが、器用貧乏なところもあり、ここで一度、事業の整理をして新しく立ち上げた「メディア情報リテラシー教育」に力を入れていきたいと考えるようになりました。
メディア情報リテラシーに力を入れていこうと思った理由は、コロナが流行したときに色んな情報に振り回される状態を見て「情報を読み解く力」が必要だと思ったからです。
私は元々、大学時代、メディアリテラシーを学び知っていたこともあったため、20年経った現在も必要とされる状況を見たことと、2014年の時点で、メディア情報リテラシーという言葉でリテラシーに関するものを一括にまとめて取り扱っていこうという動きがあると知ったことから、「これからはメディア情報リテラシーだ」と思い、昨年事業を立ち上げました。
そのファーストステップとして、人脈を広げることが必要だからどこかの団体に所属しよう、SNSで認知を広げるためにスキルを学ぼう、と調べているときにI'me開講のお知らせが届きました。
I'meに入会を決めた理由は3つです。
1つ目は、学びたいと思っていた講座や魅力的な講座がI'meに揃っていたことです。複数の講座に申込むのは金銭的にも負担が大きく、躊躇するところがありましたが、I'meなら受講したいと思っていた講座を1か所でまとめて受講できるということが魅力でした。
2つ目は、受講生のコミュニティがあることです。以前受講した在宅PR塾で、受講生の熱量が高く、コミュニティができていく姿を見ていたので、I'meでも熱量が高い受講生のコミュニティができることが期待できたからです。
3つ目は、受講生一人ひとりにメンター講師がついてくれることです。一人で事業をしていると、どうしても行詰るときがあります。友人に話しても、友達目線でのアドバイスだったりするので、客観的な意見が欲しいと思っていました。I'meではLINEでいつでも気軽にメンター講師に相談ができる点がいいなと思いました。
最初のコンサルで、中学受験専門のプロ家庭教師とメディア情報リテラシー教育に的を絞っていくということになり、I'meで受講する講座を組んでいただきました。
入会して1ヶ月目は2講座、2ヶ月目は1ヶ月目の遅れを取り戻そうと4講座を一気に受講したところ、「あれもこれも全部を自分でやるのは無理!」と思考がパンクしてしまったんです。
メンター講師に「これって全部自分でやらなくちゃダメ?プロに頼んだらいけないの?」と相談したら、「全部自分でやらなくてもいいよ。プロに依頼するときのポイントを学ぶために受講している人もいるよ」といわれて、目から鱗でした。これを聞いたときは、腫れ物がとれたようにスッキリしたのを覚えています。
一気に肩の力が抜けた私は、コンサルの翌日にはHP制作をプロに依頼しました。そのおかげで、LINE公式アカウントの設定に取り組む時間ができ、約2週間で家庭教師のHPとLINE公式アカウントの開設ができました。
また、メディア情報リテラシーについては、女性起業家や中小企業に向けた講座を展開したいと相談をしたところ、メンター講師から、女性起業家向けの講座なら、「絶対にニーズがあるから一度、I'meで講座のモニター募集をしてみたら?」という提案をいただきました。そこで、事務局が主催する懇親会やメンバーが主催するお茶会・勉強会などに参加して、ニーズ調査とモニター募集の告知を行い、実際講座を開きました。
参加された方からは、情報発信をする際の大事な心がまえや自分の身を守るための情報の取得方法など専門的な話をワークを含めて知ることができたとご好評いただいて嬉しかったです。
実際に学んだ講座は、「0から作る起業・集客」と「売り上げにつながるCanvaデザイン」です。
「0から作る起業・集客」は、ペルソナの設定について学びました。私自身、ペルソナの感情よりも道筋を立てて思考する傾向が強いため、「ペルソナの不満を考える」といわれても、どうしたらよいのかわからず、最初の方はワークを進める手が止まってしまいました。
そこでメンター講師に相談しました。すると、slackで質問したらいいんだよ、といってもらえたので、どのように考えればペルソナの不満を考えることができるのか質問しました。具体的な方法を教えていただけたため、とても参考になったのを覚えています。ただ、これについてはまだまだ練習中で、他の受講生のslackの質問なども参考にさせていただきながら日々取り組んでいます。
もう一つ、「売り上げにつながるCanvaデザイン」は、講座で学んだ後、名刺サイズのカードを作成しました。余白の取り方などに自信がなかったのでslackに作成したデータをアップして、自分が講座を受けて工夫したことや作ってみて気になっているところなどを添えて質問するようにしました。
自信がなかった部分は、できているところと、あと一工夫必要なところについて具体的な改善案をいただくことができたので、すぐに修正をして、2日ほどで完成させることができました。
学んで終わりにせず、わからないところは直接講師に質問できることがとてもありがたいと思っています。回答がもらえることで、軌道修正しながら成果物に反映させていけるため、アイミーの学びの場を活用させていただけています。
他国に比べてメディア情報リテラシー教育が遅れている日本。これからの情報化社会では必須となる情報を多角的に読みとる力を育てるメディア情報リテラシー教育を広めていくため、協会を立上げ、全国47都道府県にメディア情報リテラシー講座の認定講師がいる状態を作りたいと考えています。
そして、20年後にはメディア情報リテラシー教育のパイオニアと言われる存在になりたいです。情報を読み解く力を身に付けることで、自分で自分に必要な情報を取捨選択できる力を養い、物事を多角的に捉える力を身に付けることにつながっていくのではないかと考えています。
女性起業家は思いが先行しがちというのをよく耳にします。自分の想いをどうやったら形にできるか、一人でモヤモヤ悩んでいる人に、オススメしたいです。
気軽に相談できるメンター講師と熱量をもった仲間からの刺激を受けながら、一歩ずつでも前に進んでいける、それを応援し合える場がI'meには用意されているので悩んでいる人はぜひ飛び込んでみて欲しいなと思います。