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26年間続けたラウンジ経営を卒業。地方から「フェムテック」を伝える覚悟を決めたら国会議員ともつながり、ステージが広がった

26年間続けたラウンジ経営を卒業。地方から「フェムテック」を伝える覚悟を決めたら国会議員ともつながり、ステージが広がった
26年間続けたラウンジ経営を卒業。地方から「フェムテック」を伝える覚悟を決めたら国会議員ともつながり、ステージが広がった
田村恵美さん
ラウンジ店舗経営26年。
現在はフェムテックエキスパートとして、女性活躍応援のためのフェムテックを伝えるともに、個別に女性のフェムケア、産前会陰マッサージなどを伝える活動もしている。


Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100084192652681

Instagram:https://instagram.com/emimama_fem?igshid=ODM2MWFjZDg=

1歳の息子を抱えて離婚。「息子に何かあったら私も死ぬ」覚悟でラウンジ経営26年

愛媛県でラウンジ店舗を経営して26年になります。若い頃はこんな人生になるとは思っていなかったですよ。喫茶店で働くのも「水商売なんて!」と許してくれないような父親に育てられたので。
でも結婚して24歳で産んだ息子が1歳の時に離婚。とにかく元夫には関わりたくなくて、慰謝料も養育費もなし。息子にお金の苦労をさせずに育てるためには、働かなくてはならないという状況で、初めて働きに出たのが夜のお店でした。割と仕事の呑み込みは早い方だったので、ママさんに重宝がられて、「あなたの息子はうちの子と一緒におばあちゃんが面倒みるから」と、息子ともどもお世話になっていました。

しばらくして、「お店を閉めるからあなたやってみない?」と別のラウンジの方に声をかけていただいて独立。そこからずっと経営を続けてきました。
今思うとあり得ない話なんですが、当時は夜、子どもを寝かしつけてから、ひとり家に残して仕事に出ていました。20時開店。なかなか寝なくて困ったり、開店が遅れてお客様を逃してしまったり、イライラすることも多かったけれど、そうするしかなかったんですよね。「もし息子に何かあったら、私も死なないといけない」という覚悟でした。でも不思議とどこかで「絶対大丈夫!」とも信じていました。若さゆえの勢いと強さでしょうか。

やりたい仕事ではなかった。でも人脈は大きな財産になった

実は私、お酒もそんなに飲めないし、酔っ払いも嫌いだったので、ラウンジのママは「やりたい仕事」ではありませんでした。でもやってみて、すごく良かったと思うことがあるんです。それは、お店をしていなかったら絶対に出会えなかっただろうという人との出会いです。

私の住む愛媛県新居浜市は、住友グループ発祥の地です。割とお店が大きいのもあって、そういう一流企業のトップクラスのお客様が、貸し切りで利用してくださるようなことも多くありました。長く続けているので、初めのうち若手社員だった方も重役になっているし、気づいたら人脈も広がっていたというのは、私にとって大きな財産ですね。


ただ、この仕事はやはりどうしても、若い子の方がお客様のウケがいい。自分も年齢重ねるし、雇ったスタッフたちの年齢も上がっていきますよね。新たに若いスタッフを雇うのもしんどくなってきたな、そろそろ飽きてきたしもうやめようかな…とかいろいろ考えはじめたところに、追い打ちをかけるようにコロナ禍で売り上げも激減しました。

自身の30年前の経験と、母や友人との早すぎる別れからフェムテック・フェムケアを学び実践。女性にも男性にも伝えたい!…でも方法が分からなかった

30年前に息子を産んだとき、会陰切開の後遺症に悩まされました。また15歳の時に45歳の母を、46歳の時に友人を病で亡くしたことや、早くに奥様を亡くされたお客様の姿を見ていたこともあり、女性のヘルスリテラシーの向上にとても関心があり、フェムテック・フェムケアのことをいろいろと学び、実践し始めました。

男性の話を聞く機会ももちろん多かったですが、秘書さんや女性従業員、奥様も連れてきてくださるような店だったので、お話しをうかがう中で、女性の体や健康に関する「男女の意識の違い」も肌で感じました。まずは女性自身にも、そして男性にもそのことを知ってもらって、バランスを整えていくことが大事だと思ったんです。

初めはECサイトでフェムケア商品や、アンチエイジングの商品を取り扱いして販売しようと思っていたのですが、何から始めれば良いのか分からずにいたところ、たまたまテレビ番組でPR塾が紹介されているのを観て、卒業生に連絡を取って話を聞き、「ここで学びたい!」とPR塾の門を叩きました。
でも、パソコンにはほとんど触ったことがなく、必要な時は全部誰かにお願いしていた私にとっては、まずパソコンを開いてZoomに参加するにはどうすればいいか?…からのスタートだったので、少しハードルが高かったというのが正直なところ。
I’meを知った時に「私にはまず必要なのはこっちだ!」と思って入会しました。

メンター講師のコンサルで、何もないと思っていた『実績』に気づいた

ずっと私には「実績」がないと思っていました。PR塾で学んでいる時も、塾生の皆さんの経験や実績を聞いただけでドン引き。出てくる言葉は「どうしよう…」しかありませんでした。

ところが、メンター講師のコンサルで『ラウンジ経営26年』が十分実績になると言われて「えーっ⁉」。講義や勉強会のブレイクアウトルームでご一緒した仲間にも「すごいですね!」と言われて戸惑いましたが、「そうなんだ、これが実績になるんだ」とやっと気づきました。とても嬉しかったですし、だんだん「自分の実績」がイメージできるようになってきました。

先日はりえちゃん(メンター講師の山根理絵)に、ラウンジ経験の中で、大人の恋愛とか性の悩みとかいろいろ聞いてきたでしょう?そういう「大人のお悩み相談」みたいなこともできたらいいんじゃない?とアドバイスをいただきました。自分でもそれなら今までの経験を生かせるかな、でもパソコンの壁があるな…と思っていたのですが、背中を押していただいて進む勇気が出ました。毎回コンサルを受けるたびに新しい発見があるのが嬉しいですね。

動画で学んでCanvaが使えるようになり、Instagramも頻繁に投稿。友人が「まさか…」と感動!

Instagramを始めていたので、少しでも整えるために「Canva」の動画講座で学びました。
CanvaはI’meで初めて知ったし、Instagram、資料作成、チラシ作成などみなさんが普通にできることが、私にはビル並の壁でした。やればできるのかもしれないけれど、従業員に任すようにしていたので、自分ではできなくなっていたんですよね。でも私、洞察力はあるので、見て学ぶのは実は得意。まだまだですが、Canvaができるようになって嬉しいです。友人たちも「まさか…!」と感動してくれています。これは本当に自分でも偉いと思う(笑)

他にも、フェムテックエキスパートとして、女性の自分意識向上のためのセミナーをした時に、事前に慌てて「心をつかむ話し方」の講座を観たり、これからサービスを作っていくために「0から作る起業・集客」を観て学んでいますね。
あとは、自己ブランディングが今ひとつ上手く出来ていないので、「自分ブランディング」の動画は改めて観たいと思っています。
苦手意識を完全に拭えたわけではないですが、私のペースで今後も頑張ろうと思っています。I’meは苦手なことも楽しみと思いながら学べることが一番だと思います。

「EC」から「伝える」へ方向転換したら、国会議員ともつながった

先ほどもお話ししたんですが、最初はフェムケア商品の「EC」を考えていたんです。でもメンター講師のコンサルを受けたり、セッキ―(講師の関屋千草)の勉強会で「50%でGO!」(50%くらいの完成度で進み始め、完成に近づけていけば良い)という話を聞いたり、他の受講生と話をしたりする中で、「EC」じゃなくて「伝える」方向で行こうと思えるようになったのが、I’meに入ってからの大きな変化ですね。

そして26年間続けたお店も、閉めることにしました。お客様には「辞めないで」とか「息子が20歳になったら連れてきて一緒にお酒を飲むのが夢なんだ」とか言っていただいて、すごく揺れたんですけどね。結婚と同じで、始める時より終わりにするときの方が何倍も大変です。でも、新たな道で生きていくために、決めました。

覚悟を決めてフェムテックエキスパートの資格も取り、その肩書で活動を始めたら、市議会議員さんが興味をもってお力を貸してくださり、フェムテック振興議員連盟の国会議員とのオンライン意見交換会も開催させていただきました。

また、ラウンジでご贔屓の企業様に、女性活躍応援のためのフェムテックの研修や取り組みのモニターをお願いしました。トップのご了承はいただいたので、これから進めていけたらと思っています。

大勢の方と交わるのは得意ではなかったのですが、意を決してとなりの市の異業種交流会に行って大手企業の方とフェムテックのお話しをしたり、マスメディアの方に活動を知ってもらったりと、一緒に何かできそうな方や、協力していただけそうな方と少しずつ繋がり、ステージが広がってきました。私、変わったなと思います。

進む方向を決めたら、いろいろ動き始めて嬉しい反面、「やっぱり無理かもしれん…」と不安になることもあって、ひとりだとブレるんですよ。でも、仲間も同じように頑張ってるから自分も頑張ろうと思えます。I’meは、ブレたら戻ってきて立て直し、新しい知恵をいただいて、また挑戦しに出かけていく…私にとってはそんな場所になっています。

フェムケア商品を男性が買ってパートナーにプレゼントできるような社会を目指して

I’meやPR塾で活躍している女性たちと関わるようになって、改めて驚いたのが、不妊治療や女性特有の病気で悩んだ経験のある人が多かったことです。
でも女性自身も自分の体に向き合うことって少なくて、悩むようになって初めてもっと体のことを知っておけばよかった、大切にしておけばよかったと思うことが多いのが今の日本の現状ですよね。

それでも若い世代の女性の意識は、少しずつ変わっているのかなという実感もあって。私たちの子ども世代が今、ちょうど妊娠、出産するような年齢になっているんですが、お友達の娘さんが出産を前に「会陰マッサージを教えてほしい」と連絡くれたりするんですよ。若いうちからフェムケアに興味を持っておくことはすごく大切だと思います。

40代以上の女性こそフェムケアが必要になってくるのですが、まだまだ知らない人も、抵抗があるという人も多いので、まずは少しずつ個別にフェムケアをお伝えする活動をしています。女性にはまず、自分自身に意識を向けてほしい。

そして、フェムテックは男性にとっては、タブーとか目をつむっていたい面倒くさい出来事というイメージもありますが、女性が社会で活躍していくためには、絶対に男性にも知ってほしい大事なことです。

これからどんどん人材が不足してく時代、これまでは「男性の職場」というイメージだった業界でも、女性が働くことがあたり前になっていきます。男女ともにフェムテックの理解が進んでいる職場は、女性の活躍を推進している職場として企業イメージにはプラスだと思うんです。優秀な女性を確保するためにも、多くの職場でフェムテックの研修が行われるような社会にしたいと思っています。

女性の多い企業で開催した「女性のヘルスリテラシー向上セミナー」(オンライン)
女性の多い企業で開催した「女性のヘルスリテラシー向上セミナー」(オンライン)

シングルマザーで子どもを抱えて就職に苦労した自分の経験もありますが、女性がもっと活躍しやすい世の中にしたい。そのためにも、まずは地元愛媛からフェムテックの認知度を上げるのが私にできる事だと思っています。

先日も市議と、フェムケア商品がふるさと納税の返礼品になったら…男性が当たり前のように買ってパートナーにプレゼントできるような世の中になったらいいよね。なんて話していたのですが、私はひそかにこれ、実現させたいと思っています。

『ハンドクリームを贈るように、パートナーの美と健康のためにフェムケア商品を贈る男性が増えると、世の中や女性も変わる』。本気でそう思っています。

50代半ばの私でも変われた。「今の自分を変えたい」あなたにおすすめしたい

「起業したいけれど、どう進めばいいか分からない。自分に何ができるのかも分からない。でも、このままでは嫌!何か見つけて挑戦したい!」そんな女性にはI’meをおすすめしたいです。
私みたいに50代半ばでも、パソコンを触ったこともない人でも、自分の進んでいく道がきちんと決まったし、一年も経たずにInstagramやCanvaにも挑戦できました。やればできます。若い世代の方だったら、なおさら頑張っていただきたいです!

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