現在、夫の仕事の都合でアメリカ・テキサス州に住んでいます。駐在に帯同しているので、基本的には主婦なのですが、ライター、PRの仕事をボランティアでしています。子ども3人をフォローしながらの海外生活で、仕事にかけられる時間は限られているのですが、その中でできることをしています。
駐在生活が一年を過ぎ、ライターやPRの仕事ならこちらにいてもできるんじゃないかと思ったのですが、異国での生活、子育ての難しさの壁にもぶつかり、目の前のことに精いっぱいで周りが見えず、モヤモヤしている状態。何もうまくいっていないような気持ちになり、精神的に落ち込みやすくなっていました。
もともとはPR塾で学んでいました。郁ちゃん(代表の笹木郁乃)が新しいサービスを始めると聞いて気になったので、割と軽い気持ちでI’meに入会しました。
PRの仕事には、PRのスキルだけでなくSNSほかウェブ周りの知識などが必須だと思っていたので、幅広い知識やスキルを身に付けたいと思っていました。
また、ライターとしても、ずっと紙媒体の編集やライティングをしていたので、Webライティングを学んでスキルアップしたかったというのもあります。
でも、実際にはスキルを学ぶだけでなく、メンター講師のコンサルで自分のスキルや人脈などを見直せたことがとてもよかったと思います。
最初のコンサルでは、メンター講師のめぐちゃん(篠田恵)の「何を大切にしたいか」「誰とつながりたいか」を明確にしてみましょう、というアドバイスに基づいて、自分の気持ちを整理しました。
これまで、いただいたご縁を大切にして流れに乗ってきた部分があるので、自分はどういうことをしたいのか、どういうことに喜びを感じているのかがよくわからなくて。すごく掘り下げて考えました。
また、これまで関わった方からフィードバックをもらうと良いというアドバイスもいただいたので、昔の会社のつながりの人や、最近あまり話していないような人にも「強みの棚卸をしています」とメッセージを送りました。「どんなことがお役に立てていましたか?」というアンケートに答えていただいたところ、「PR設計で言語化してもらえたことが根幹になりました」とか「プレスリリースを書いてもらったことでチームの絆が高まりました」とか「戻ってくるのを待っています」とか、温かい言葉にあふれていて。悩みすぎていたんだなと思いました。
自分が稼ぐ力がどのくらいあるか見えなかった状態から、これまでのつながりなどを整理し、自分にはどんな仕事の可能性があるかを捉え直したことで「自分はこれくらいのことができる」と現実的に考えられるようになったので、焦りがなくなりました。
その上で「ご自身が譲れない時間をキープしてください」とめぐちゃんに言われて、何が譲れないか考えたところ、「家族との時間」だと気づきました。
子どもたちは現地校に通っているのですが、慣れない異国の生活や言葉の面で、不安を抱えている部分も多いので、しっかりケアしたいという思いがあります。でも、仕事の大事なMTGが学校のお迎えの時間に重なってしまうことが良くあって、思うようにケアできなかったことがモヤモヤにつながっていたということに気づけたんです。
結果として「今の自分が一番目指したいこと=家族の生活の安定」だということが見えたので、今は家族のサポートを頑張りながら、学びを頑張ればいい。また状況によって、比率を変えていけばいいと、自分のキャリアを俯瞰できるようになったのは、自分にとって大きな変化でした。
動画講座は、自己理解とキャリアデザイン、Instagram、ライティング、LINE、Canvaなど興味のある講座は色々視聴しましたが、一番深く学んだのは自己理解とキャリアデザインの講座です。
動画を観て、ワークで書き出して、コンサルでフィードバックをもらうという形で活用したので、コンサルから得られた気づきも多くなったのかなと思います。
また、Canvaの講座では、Slackを活用して、以前作成したパンフレットを添削していただきました。印刷した時にズレてしまうことへの対処法を質問したところ、印刷を外注するなど、いくつかの方法を教えてくださったのですが、中でも「多少ズレても気にならないデザインにすればいい」というアドバイスは目から鱗でした。その発想はなかったので。
講師に質問ができるって、心強いですよね。フリーランスで仕事をするには、「自分に自信を持つ」というマインドが必要だと思うのですが、私はあまり自信を持てないタイプなので、スラックで質問できるという環境が、自信につながるのでありがたいです。
仕事はやはりご縁だな、ということを常々感じる一方で、今後は受け身でいるだけではなく「こうなったらいいな」「こういうことをやりたい」というイメージを自分で描いて進んでいきたいとも思っています。
自分が喜びを感じるのは「誰かのよき理解者になってそれを伝える時」。メンター講師のコンサルで自分を深掘りして出てきたこの言葉を大切にしていきたいです。
自分のキャリアと向き合って地盤固めをしてから、スキルを身につけられるのがI’meのいい所だと思います。
一般的に、キャリアコンサルティングは「本人の中にある答え」を引き出すものだと思うのですが、I’meのコンサルは「稼げるようになるにはどうすればいいか」という軸で徹底的に一緒に考えてくれることを実感したので、「人生100年時代」と言われているけれど「どうしよう?」「何ができるかな?」とイメージが湧かなくてモヤモヤしている人にI’meをおススメしたいです。